平成28年3月10日 天六支部の稽古

本年度5回目めの天六支部の稽古です。今回の稽古は、8月の居合道昇段試験を想定して、初段の試験を想定した稽古をしました。入場待機の携刀(けいとう)姿勢から「入場」の号令とともに演武の位置(白線の位置半歩手前)に立ち、「始め」の号令とともに神前への礼・着座して刀礼、刀を帯刀して下緒を結び終えます。結び終えたら、正座の姿勢に戻り、全剣連制定の居合技1本目から5本目「前」「後」「受け流し」「柄当て」「袈裟切り」までを連続して演武します。演武を終えたら、着座して正座し、下緒をほどき、終わりの刀礼を行います。次に立ち上がり、神前への礼を終えて元の携刀姿勢に戻り、演武を終えます。その姿勢のまま、左右の受験者の演武の終了を待ちます。全員が演武を終えたら、審査員の「退場」の号令とともに、前を向きながら3歩まで左足から下がり、4歩目で踵(きびす・かかと)を返して退場します。これを何度も稽古しました。この後は、細かい注意点や修正点をご指導いただいて修正しました。今日は、ゆえあって赤兵衛先生はお休みで、代わりに仲間先生と濱中先生のお二人に稽古をご指導いただきました。両先生ご指導ありがとうございました。お世話様でした。皆さんお稽古お疲れ様でした。


平成28年2月11日 天六支部の稽古

本年度3回目めの天六支部の稽古です。今回の稽古は、各自木刀をもって向かい合い、仕太刀・打ち太刀に分かれて、業の理合いを学びました。古流居合は「前」「後ろ」「八重垣」「介錯」の4本をみっちりと時間をかけて稽古しました。3本とも座り業から立ち技、立ち技から座り技、前後への足さばきの変化のある業で少々難しかったです。自分の振る居合刀は中伝の部類の重い刀なので、稽古あとはやや筋肉痛となります。本日稽古した業を繰り返し稽古して、業の練度を高めたいと思います。


平成28年1月28日 天六支部の稽古

本年度2回目めの天六支部の稽古です。前回の稽古で来館下さいました女性の方が1名加わり、8人で稽古をしました。今日の稽古メニューは、全日本剣道連盟居合制定12本を1本目から12本目まで、ひとつひとつの業のポイントを説明しながら教授してもらいました。最後は、皆さん共通のウイークポイントである「納刀」のテクニックを集中的にレクチャーしました。皆さん共通して、納刀の動作に無駄が多く、素早い無駄の無い納刀ができません。居合の業を行う人は「血ぶり」や「納刀」ひとつで、居合の熟達者かどうかが一目でわかります。早い話が、見て一発で下手か上手いかを見分けられてしまうのです。上手さは稽古の量に比例します。ゆめゆめ稽古をあなどるなかれ。今日も、いつもご指導においで下さる濱中先生には感謝です。濱中先生には今日は新しく学びに来られた方のご指導をしていただきました。ありがとうございました。


平成28年度・天六支部・年初の稽古

平成28年1月14日、本年度初めての天六支部の稽古です。本日は男性の方2名が体験にご来館下さいました。刀の持ち方、刀法、礼法、構え、斬撃の型・業など様々な基本的な事を体験として学んでいただきました。居合道が楽しく面白いものと感じていただけたのなら幸いですね。本日は東雲会より中尾先生・仲間先生・濱中先生がご指導にご来館下さいました。今日はマンツーマンでご指導いただきました。全日本剣道連盟居合「前」「後」の基本技の徹底したご指導をいただきました。これは無双直伝英信流の基本型をなす業なので、沢山の指導が入り、教えられる側も、時間を忘れて熱心に稽古しました。先生方には本日もご指導いただきありがとうございました。


平成二十七年度・天六支部・年末最後の稽古

先日12月24日(木)に、東雲会より仲間先生をお迎えして、今年最後の稽古を行いました。古流の番外編の様々な技の紹介・理合の説明・技の実技をしました。実に様々な技がでました。古流ではあっても現代のシチュエーションにも当てはまり、応用もできそうな技が盛り沢山でした。今年の1月から始まった、無双直伝英信流 東雲会の居合の稽古ですが、30回近くの稽古を重ねて皆さん技を沢山覚えて、形が出来てきました。来年はさらに精進を重ねて、稽古に邁進しましょう。東雲会本部よりご指導においでいただいた先生方、大変にお世話になりました。来年もご指導の程、よろしくお願い申し上げます。